Ken Ondaさんのページ

Kenさんから、小さなライブバーでハイリーズドラムを導入したライブを行いたいというご要望を頂き、お話を煮詰めた結果至ったのが、『世界に一台しかないシリーズ』である開発サンプルの放出でした。
FLATSタム3個。ヤマハ製カクテルスネア。AltoKit用エレキバスドラムとP-120モデルの専用ペダル。
スプラッシュエレキハイハットとKジルジャンエレキシンバルのセットをご提供申し上げました。
ハイリーズの本質はCubeMicであり、このような既製品に特注加工して、ハイリーズドラムセットを組み立てる事は、どなたでも実現できる事ですが、弊社が既製品を買い集めて提供する事は本来ございません。このセットは、あくまでも初期開発時に個人的に買い集めた楽器達です。

なお、ご所有のUltraLite-mk3 HYBRIDにハイリーズドラム専用設定インストールを実行させて頂きました。

Kenさんのバンドドラマーは以前試奏した時も『スッゲエ〜〜〜!』を連発していた中学生ドラマーで、
今までさんざん電子ドラムを叩いてきたので、今回の入手をとても喜んだそうです。
ハイリーズドラムセット本体部が、このケースに全部納まっているんですよ。信じられますか?
スタンド類、音調整部、モニターアンプ、本体部全てで、これだけの荷物になったそうです。
購入後に初ライブ会場となったのは、下北沢にあるBIG MOUTHというライブバーでした。
以下に、設置された写真をいろんな角度から撮影して下さったので、掲載させて頂きます。
Kenさんの工夫により、音調整部が譜面台らしきもので支えられているのが秀逸です。
以下にアップ撮影されているので、是非ともご覧下さい。
Ken Ondaさんからのメッセージです(感謝!)
ハイリーズドラムを購入したメリット

1)一般マンション内で演奏できる消音性

2)小型・軽量

4)生ドラムとしての演奏性と音のクオリティーの高さ

一般的なマンションの一室にある練習スペースで、電子ドラムでバンド演奏してきたが、生ドラムのタッチで演奏でき、しかも爆音にならない。

今迄使用していた電子ドラムのみで演奏を続けると、本来のドラム演奏ができなくなるので、本物の太鼓やシンバルを使いたい。

毎週ライブで使うため、簡単に運べるセットであること。

中学生の使用を範疇に入れているので、組み立てもシンプルである必要があるのですが、マイクやオーディオインターフェイスの取扱いも含めて、覚えてしまえば中学生でもセッティング、片付け可能で、 実際3回やって、ほぼ覚えてしまいました。

ハイリーズを使用するまでは・・・・・ 我々のバンドプロジェクトで、約1年半、ドラマーは電子ドラムを使用してきました。
電子ドラムは、とても便利です。軽量で、持ち運びも比較的楽で、音もなかなか素晴しい。
しかし、今後演奏を続けることを考えると、様々な不満や欲求が出てきていました。
そのような条件を満たすドラムなんて、存在するかな???と想像したこともなかった。

しかし、存在した!全てが超小型、薄型のアコースティックドラムに、ハイリーズ社で開発された、世界で唯一の特殊なマイク「CubeMic」がセットされていて、 専用のソフトウェアで制御され、スピーカーやヘッドフォンから、フルサイズのドラムと全く同じレベルの音が出せる。
生音の音量や振動は、電子ドラムと同等、もしくはそれ以下。

何よりも、素晴しいのは、

1)爆音でなくても、フルサイズのドラムを叩く事が出来て、

2)太鼓もシンバルも、叩いた感触が、本物の太鼓やシンバルなので、電子ドラムのようなゴムパッドや
 メッシュ素材のものではない分、本来のドラムのタッチや 跳ね返りが、全く同じなのです。

3)車の後ろに、他の機材と一緒に積めてしまう。
 超小型セットなので、組み合わせによっては、電車移動でも運べてしまう。

4)短時間でセッティングできて、マイクスタンド無しで全てのパートの音をPAに送ることができる。

5)電子ドラムならいいが、生ドラムは絶対無理と言われていた会場からも、使用許可が出た!

先日早速、都内のライブバーで使用してみました。

上の写真は、我々のバンドが毎月出演している下北沢のBIG MOUTHというライブバーで、 アコースティックライブ中心の素敵なお店で昨日撮影したものです。

30名程で満席になるこのお店で出演されるアーティストさん達は、アコースティックギター、エレクトリックギター、 ベース、電子ピアノ、カフォン等、様々な楽器構成で演奏されますが、通常のセッティングでは、ステージに3〜4人出たら一杯になるサイズです。

しかし、ハイリーズのドラムセットは、このステージを少し広げてもらうだけで、ボーカル+ギター+ピアノ+ドラムの構成でライブを展開することができました。

ドラムの音は、生音+PAからの音で、決してうるさすぎない、しかし、迫力と臨場感のある音になっていたと思います。ハイリーズ社で設計・設定された音のバランスで、リハーサルの際も、 一つ一つの太鼓やシンバルの音量を調整することも、ほぼ不要で、プリセットの状態のままで、音チェックOK!配線の都合で、オーディオインターフェイスからのステレオアウトを モノラル変換BOXで変換して、PAにモノラルで送りましたが、モノラルとは思えないほどの臨場感のある音でした。

ライブバーのオーナーさんも、とても興味を示しておられ、今度 ハイリーズ社の友田さんをご紹介する約束をしました。

それから、毎週行っているライブの会場は、5〜6カ所ありますが、ほぼ全部、電子ドラムならいいが、生ドラムは絶対無理と言われていました。

先週それらの会場の一つでハイリーズドラムを使用しましたが、事前の説明ですんなりOKがもらえ、更に本番で使用した後も、今後も使用して全く問題無しと言われました。 今一つづつ各会場に説明をして、使用許可を得て行きますが、3カ所まですんなりOKがでました。

今後パソコンでの音楽制作にも使用していくつもりなので、DAW(音を録音したり、エフェクト処理したり、編集したりできる音楽制作用のソフトウェア全般)との互換性・相性の良さについて、事前にハイリーズ社の友田さんから、十分な説明を受けていたので、今後制作に大活躍しそうです。

ちなみに、毎週やっているライブは、都内公共施設小ホールサイズで、搬入、セッティング、サウンドチェック、リハを全て1時間から1時間15分で展開する流れです。ハイリーズドラムシステムは、その流れの中で、セッティング出来ています。

ライブバーでのセッティングにパソコンを使用したのは、オーディオインターフェイスのACアダプター不良の為に、電源供給のためだけに使用しました。でも、見映えがいいのと、今後はエフェクター等も駆使してパソコン併用で使いたいですね。

by Ken Onda

Kenさん! ありがとうございます! ハイリーズを今後とも宜しくお願い申し上げます!

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