NewCubeMic-Wは、スネアドラムに表徴される両面ヘッドを有する
ドラムの表面と裏面を収音する種類のNewCubeMicになります。


NewCubeMic-Wの設置方法


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1.ギボシ端子の先端を、空気穴から挿入する。

ギボシ端子の♂端子の黄色線と白線を曲げながら、一本ずつ順番に、空気穴を通します。
(同時には、入らない空気穴が多いからです)

このように、空気穴を利用して、中のNewCubeMicの配線を外の
キヤノン端子アウトに接続する為の準備を、一番最初にしておきます。

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2.NewCubeMic本体部の設置

ラグの取り付けボルトネジをドライバーで弛めて外し、
NewCubeMic本体部の長○穴の固定用ネジとして使用します。

スネアドラムの場合、スナッピーに一番近い部分に裏面のNewCubeMic本体が設置出来る様に
そして表面側は、打撃者の向かい側になる位置、もしくは空気穴と裏面のNewCubeMic本体の
位置関係から考えて、距離的に最も好適と思える位置に、NewCubeMic本体をラグボルトを用いて
写真のように固定します。基本的に共振磁性パッドの真上を打撃すると、アタックが強くなります。
演奏時の自分のプレイをイメージしながら、その特性を考えて、本体部の設置位置を決定しましょう。

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3.内部の配線

外から挿入した黄色いギボシ♂端子を、表面NewCubeMic本体部の黄色いギボシ♀端子に接続し
表面NewCubeMic本体部の白いギボシ端子の♀端子を白い延長コードのギボシ♂端子に接続し
白い延長コードの反対側のギボシ♂端子を 裏表面NewCubeMic本体部の黄色いギボシ♀端子に接続
裏表面NewCubeMic本体部の白いギボシ♀端子を外から挿入した白いギボシ♂端子に接続します。

全ての配線を確認したら、 全ての♀端子の透明カバーを接続部の上にかぶせ、♂端子の透明カバー
にかぶせて、透明カバー同士の粘着性に由り、配線接続部を強固にガードさせましょう。(これ重要!)

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4.キヤノン端子アウトを設置固定する。

表面NewCubeMic本体を設置したボルトのリム締めボルトを弛めて、専用ナットをねじ込み
キヤノン端子アウトに付属しているボルトネジ通し穴を通して、ボルトを締め直し、好適な所まで
締め込んでから、専用ナットを締め上げる形式で、キヤノン端子アウトを、なるべく運搬上、
邪魔にならないように、ドラム本体に押し付け且つ、接続、取り外しがしやすいように設置します。

この写真が、設置と配線の完成手前の図です。
(接続を見えやすくする為に、透明カバーの保護をしていない状態の写真です。)

この写真を参考にしつつ、自分のプレイを考えて、NewCubeMic本体部の設置位置は、
自分の自由選択にて、決定して下さい。

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5.共振磁性パッドの設置について

エレキギターの鉄弦に値するこの共振磁性パッドセットを、ヘッドに接着しないと、
NewCubeMicは、演奏をエレキ化する事が出来ません。
エレキ化する上で、非常に重要な設置の為、ご自分のセンスも加え、
下を熟読し、《どう設置するべきか》を、クリエイトして下さい!

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a. ヘッド内側の距離について

これは、14インチのヘッドに限った寸法ですが、42mm程度が、共振磁性パッドの中心である
のが、好適と想われます。音の傾向として、真ん中に寄る程、音は太く丸くなります。
隅に寄る程、音は倍音が多くなり、明るくなると言えましょう。
14インチをバスドラムにするのか、スネアにするのかでも、距離を考えます。

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b. 共振磁性パッドと、NewCubeMicとの距離について

この距離は、大体地面に逆さに置き、撮影したものが下、ヘッドを張って撮影したものが上です。
ヘッドは、微妙に盛り上がって居る為、下の方の計り方では、1mmプラス微弱が良いでしょう。
張るヘッドに由り、チューニングの張り加減に由っても、距離が変わります。

距離を縮める程、音量が上がる為、ノイズが少なくなります。

しかし強打する演奏を好むほど、振動幅に由り、共振磁性パッドと
NewCubeMicが接触してビビる可能性が高まります。

中心に近いほど、振動幅は大きくなり、隅に近いほど、振動幅は小さくなります。

これらの特性をよく考え、自分がどういう演奏をし、どんな音色を好むかを考えて、
共振磁性パッドの設置位置と、ヘッド、スティック、チューニング、NewCubeMicの設置を
全て自分でクリエイトしていくのが、ハイリーズスタイルです。

これは、ギタリストが、弦高を気にしたり、ピックを選んだり、弦の太さをこだわるのと
全く同じであり、逆に、このこだわりが、マイサウンドの原点となりますので、
ハイリーズから、寸法や高さの限定をするつもりは、ございません。

唯、言える事は、
小口径にし、HighleadsスティックRにて打撃するに至った結果は、
ハイリーズ推奨のスタイルです。

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c. NewCubeMic本体部の位置微調節

NewCubeMicの本体部は、凡ゆるメーカーのラグ取り付けネジの寸法と数が異なる為、
より多くのドラムに取り付けられるように設計された金具のB長○穴を用いて、全体の位置を
決定した後で、ジョイント金具のA長○穴を用いてヘッドとの距離の最終調整をし
C長○穴を用いて、どれくらい中央に寄せるか、端に持って行くかを微調整できます。

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d. 共振磁性パッドの接着

接着剤として、ウルトラ多用途SUクリアを推奨しております。

大体《一滴》と言える、押し付けてグリグリ回しながら押さえる内に
外側に0.5mm程度の外輪が盛り上がる程度の量の接着剤を、
共振磁性パッドを接着したいと決めた位置の中央に垂らします。

中央がずれないように、回しながら押し込み、ヘッドと共振磁性パッドの間に
気泡が残らないように接着剤を押し広げて行きます。外輪が出来る迄、接着剤が
平らに満遍なくヘッドとパッドを接着したら、約1分間押さえ続けて、接着を支援します。

更に、外輪の盛り上がりを考えつつ、更に微量な一滴を中央に垂らします。

共振磁性パッドセット付属の《Highleadsロゴ付きシート》を、約4分の3剝がして、中央の○印と
共振磁性パッドを合わせながら、中央に垂らした接着剤を、中央から周りに押し広げて行きます。

中央に気泡が残らないように、押し広げてから、周囲のシートを、ヘッドに爪で
こすり付けるように気泡を除去して行き、完全な密着へと仕上げて参ります。

ヘッドの一部と化し、気泡が全く無い状態に、接着を行うように、心がけて下さい。


生ドラム内蔵設置も、これで大丈夫! ↓


NewCubeMic-Wの使い方について


キヤノン端子アウトは、♂端子ですので、キヤノン♀端子 のケーブルを挿入して、
アナログミキサーのマイク入力。もしくは、オーディオインターフェイスのアナログ入力。
エフェクターやアンプのインプットにケーブルの反対側を挿し込んで、増幅して下さい。

NewCubeMicに由り、《空気を経由せずにエレキ化された打楽器演奏振動》が、
出力機器(スピーカー、もしくはヘッドホーン)から《ダイレクト出力》されます。

《重要!!》コンデンサーマイクではありませんので、ファンタム電源はOFFにする事!!

ハイリーズの特性が、《個別性》《克明な収音》であり、音造りに関しては、
ユーザー様のクリエイティビティにお任せ致します。

ダイレクト出力が、大好きな人は、そのまま、生っぽくお使い下さい。

音を弄りたい人は、各楽器毎に、EQで作り込めます。

エフェクトが好きな人は、世界中のエフェクトを使用できます。

あたかもエレキギターのように、多くのアーティストが、
凡ゆるギターで、異なる音世界を世に出したように、
あなたという打楽器アーティストが、この無限の可能性から、
何をクリエイトするかは、あなたの中にしかありません。

ハイリーズは、あなたのクリエイティビティに可能性を提供するのみです。



NewCubeMicとマイクの特性比較 ↓


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