ヘッド穴空け加工
※ 先ずは、録音した音をお聴き下さい。↓
ヘッド穴空け処理済みのセット紹介
全景
穴空け処理打撃面
ヘッド穴空け加工報告書
元々、Low Volume Cymbalにヒントをもらって、
ヘッドに穴空け処理をしたら、以下の結果を呼びました。
1.音量が小さくなる。
2.アタックが太くなる。
3.残響音が短くなる。
4.裏面のチューニングを活かせる。
5.音が明るく、粒立ちが際立つ。
6.ダイナミクスの表現が豊かに。
考察
穴を空ける事により、空気が穴から抜けて、両面間の打撃に由る空気振動に抜け穴ができる訳で有り、
それが打撃面の振動が引き起こす空気への振動を抑制する結果、上記の効果を産み出す事を実現しております。
元々ヘッドは、真ん中を叩くほど、音は倍音が減り、アタックが太くなります。
端を叩くほど、倍音の多い伸びのある音に鳴ります。
端を叩く事に由り生じる倍音の部分を、端の部分に穴空け加工をする事により、抑制する事ができ、
真ん中を叩いた
時の太い音が強調されつつ、音量を落とせるけど、ミュートみたいに、
音を殺すのではなく、空気を抜くだけの為、音が死なないという結果を得られます。
又、穴空けした分張力が減退する為、大口径的なダイナミクスに対する豊かな表現
具体的には、ピアニシモからフォルテシモに至る音質の明暗。音程の高低が得られます。
Highleads-W8